営業を仕事に選択した人にとって誰でもある話ですよね
・営業という仕事の「行き詰まり」は新人でもベテランでも誰にでもある。
ただ入社したばかりの新人なら「基本に戻って・・・」
等と先輩や上司に言われながらなんとか立ち直ったりできるものです。
しかしある程度キャリアのある人にとっては死活問題、
手をこまねいているいる訳には行きません。
手詰まり感からの脱出

手詰まり感に陥る原因はとかくキャリアがある人等は
特にそのような傾向があるのですが、トラブルがいくつか
連続してしまい、それがきっかけになり歯車が狂い「負」の
スパイラルに「どっぷり!」という事が結構ありますね。
こんな時こそ、まずは自分の足元(近いところ)から整理整頓
が必要になります。
通常の生活でも断捨離なんかして「スッキリ!」して気持ちも
クリアーになった、とは良く聞く話です。
さすがに挨拶の仕方や名刺の出し方からとは言いませんが、
(時々はチェックしてもらうのもいいかも・・)
かなり重要と思えるのがメンタル面の洗い直しだと思います。
営業職の種類
扱う商品やサービスは別としても営業の形態というと
千差万別で、きわめて簡単に分類して
・ルート営業 ・飛び込み営業
・テレアポ営業 ・フルコミ営業
・メーカー営業~ 他分類方法も含め数え上げたらきりがない程
多種多様な形態に分類されます。
ただ共通しているのは商品・サービスを顧客に提案して共感してもらった
お客様には成約してもらうのはどれも同様と言えます。
営業が辛いという大きな原因としては、やはりノルマを抱えるか否か
で大きく変わって来るものですよね。
ただし、どの業態でも営業の目標設定(=ノルマ)があるのは
どこでも一緒です。(表現の差だけかと理解できます。)
自分も4種類ほどの形態は経験はしていますが、
飛び込み営業でしかもノルマの設定が厳しいのはさすがに
キツイな!と記憶にはあります。
それからかなりの時間は経過しているので以前の様な形態が
今もあるのか?は定かではありません。(間違いなく存在はしてます。)
営業には本当にセンスが必要?

セールスの仕事は50人いれば50通り、100人いれば100通りの
売り方があると言われています。
(*セールスというと販売員の要素が強くなりますが1種類だと思います。)
もちろん初心者であろうとなかろうとセンスがあるに越した事はありません。
基本中の基本の部分は先輩や上司に教育を受けたり、現在ではネットで
ググったり、書籍からでも十分に習得できると思います。
ただしこの「センス」という部分についてはマニュアル通りには行きません。
マニュアルを自分なりに加工して付加価値を与えてゆく必要がある訳です。
自分なりのカスタマイズが必要という事です。
そのひと手間によって営業そのものが楽しくなるか?
面白くなくなるかの分岐点と言ってもよさそうですね。
ではその「付加価値=プラスアルファ―」とは何でしょう。
簡単に言ってしまいますとそれは「トータルの人間性」
という事になります。
「ますます難しくなってきた!!」と思う方もいるでしょうね。(笑)
商品・サービス 以上に自分を更に高く買ってもらうという事です。
「かなり!更にもっと難しい!!!」その通り、ココが最も難しい!んです。
例えば店に陳列してある商品をお客様が勝手にレジまで運んで
購入してくれる様な商品を営業マンは販売する訳ではありません。
買ってもらった後の「より良き未来」をお客様に映像化して貰える
様なテクニックも必要とは思いませんか。これが「トータルの人間性」です。
ここら辺になるとむしろ店舗の物販の販売(セールス)の感性は
学ぶべき点は多いと思います。
まとめ
・営業はテクニックではなく、経験を積みながら「人間性」を磨く仕事である。
・商品・サービスを売るのではなく「自分自身」とお客様の「より良き未来」を
提供して喜んでもらうのが仕事なのだ。